2011年06月03日

シフト時「コツン」音の原因

 
シフトノブを1速あるいは2速に入れるために一番左に引っ張ると「コツン」と音がする現象。
この音は車内で聞くより車外で聞く方が大きな音がします。

下の写真はシフトノブ直下のコントロールボックス(黒い樹脂製の箱)。シフトノブの動きを2本のケーブルの動きに変換してギアボックスに伝える機能を持つ部分です。リアディフューザーを外し、マフラーのあらゆる支持点を外し、センタートンネルのカバーを外さないとアプローチできません。

shiftion01.JPG

本来この場所は開けてメンテナンスする部分ではなく、フタはシーリング剤で密閉されています。今回は原因究明のために、このフタを開けて内部を調査して頂きました。その結果は。。。

二重矢印の白いブロックを見て下さい。このブロックはコントロールボックスにネジ止めされており、バネを介してシフトケーブルに繋がるステーに連結しています。このバネは白いブロックから真下を向いているときがテンションのない状態。ステーが前後に動くとテンションが掛かって真下に戻ろうとします。つまりシフトレバーのニュートラル位置を決めているブロックなのです。

本来このブロックはコントロールボックスにネジ止めされていて、バネの支点なので動くことはありません。しかし私のCLIOでは、このブロックが前後に少しの距離動きます。コントロールボックスのネジ受け部がバカになっていて、ブロックがしっかりと固定されていないのです。そしてバネのテンションでブロックがパチンと音を立てて動いていたというわけです。

直すにはコントロールボックス毎の交換が必要です。コントロールボックスは、写真に見えているシフトレバーに繋がるシャフト、カム類、ギアに繋がるケーブルまで全てセットのアッセンブリ。一瞬、かなりの高額が頭をよぎりましたが、アッセンブリの規模に対して驚くほど高価なものではありませんでした。あの音から解放されるならやらない手はありません。幸い国内在庫があり、日曜日までに交換完了する運びとなりました。ただし、同じ部品に交換するだけですから、また同じ現象にならないとも限りません。その際は、別の方法を模索しますとのこと。

私のCLIOは並行輸入品ですから有償修理となりますが、正規ルーテシアであればクレーム扱いが可能な模様です。同様の現象がある方は、一度購入店にご相談されることをオススメいたします。なお、コントロールボックスの交換手順には、マフラーを切断して降ろす(交換後再度継ぎ手で繋げて装着する)ことが含まれていますが、工場長の研究によりマフラー切断をせずしてギリギリ交換可能となりました。さすが!!

日曜日の夕方、完治したCLIOに乗れるのが今からとても楽しみです。
posted by FCLIFE at 21:29| Comment(8) | RENAULT Clio RS 20th